幕府転覆を企む破格の陰陽師が、江戸城に在る将軍・家重以下数千人を操る 前将軍・吉宗の秘命を受けた老隠密・植畠喜平が日本を去って四カ月。喜平の弟子・呆庵は新たな権力者となりつつある田沼意次に召される。呆庵の表顔は、両国にある四ツ目屋(大人の玩具屋)の主人である。「あまりに面妖な話でな」店先にふらりと現れた意次は、城内で起こる変事の数々を語り出した。探りを入れるべく、合胸衆の女差配・耶弥と共に、江戸の
煉獄島に投獄された老師を脱牢させることができるか……闇を奔り、奸を斬る男たちの暗闘 竜元寺の住職・道順和尚から呆庵に連絡が入った。生まれ故郷である朝鮮国に去った植畠喜平が「辱国の罪」により幽閉の身にある、と。師匠の危急に居ても立っても居られなくなった呆庵は、一統の常吉、小夜吉、耶弥に留守中の指示を出すと、対馬へと旅立った。情報を集めると、喜平が囚われているのは「煉獄島」と称される監獄で、無数の暗礁
世界中で愛される握り寿司は、ここから始まった。江戸前握りの始祖・華屋与兵衛の生涯を描く、グルメ時代小説。読む者の食欲を刺激し、江戸の活気を丸ごと味わえる極上の寿司職人物語、いざ開店!
大江戸を舞台に御用聞きの平次とガラッ八が活躍する時代劇捕物推理。銭を投げて悪者を退治する爽快な捕物帖。第16巻は「受難の通人」「お局お六」「鉄砲汁」「お染の歎き」「瓢箪供養」の五話を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
五代目市川海老蔵の死絵が評判をよんだおふゆは、絵師として多忙な日々を送っていた。ある日、おふゆの兄弟子・岩五郎に故郷の堺から文が届いた。文を読む岩五郎の表情が険しく気にかかる。一方、工房におたまという女が岩五郎を訪ねてきた。岩五郎の馴染みの居酒屋のお運びだというが、おふゆに嫉妬の混じった視線をよこして去っていく。どうやらそう単純な仲ではなさそうで……。人と人との結びつきの尊さが染み入る、感涙の第六
盗賊捕縛の最中、突然倒れてしまった火盗改同心・火渡弦之丞。生来の心の臓の病のため療養生活に入るものの、生まれ持った同心魂を消すことはできぬ。看病してくれる女鍼灸師の花英や、商売敵の八丁堀同心、岡っ引などを仲間とし、捕物役の司令塔としてさまざまな事件と向きあうことに。そうしたなか、鋏で首筋を切られるという殺しが起きる。ひとりは見世物小屋の主人、もうひとりは矢場で働く男。一見無関係に見えた事件の裏には
極道同心が元の極道に戻った?浅草に「鬼金組」を立ち上げた元南町奉行所定町廻り同心・鬼沢準之助には、奉行の遠山より与えられた密命があった。表向きは極道として稼業(しのぎ)をこなしながら、影で奉行所が裁けない悪事を秘密裏に処理せよと命じられていた。そんな中、大川で納涼へ来ていた屋形船同士が激突し、周りにいた平船や猪牙舟がとばっちりを受け、大勢が川に投げ出されたという事故が発生。準之助の馴染みの柳橋芸者
慶安三年、江戸の梶尾藩上屋敷を舞台に、犬族の素破・犬丸吾郎と猫一族の娘・寅美による官能的な「淫法」の腕比べが幕を開ける。三十歳の虚弱な藩主・主膳を益荒男として奮起させるため、寅美は猫のように巧みな舌技でその一物を天衝くほどにし、正室・小春の開門を任された吾郎は、淑やかな姫君の秘処に犬のように鼻を埋め、蜜汁を貪り尽くして絶頂に導く。さらに吾郎は、剣術自慢の家老の娘・賀夜をも虜にし、主膳の寝所は連夜、
「魂之介様ァ、蕩けそう」──駿河大納言忠長の埋蔵金事件を解決し、大川をゆく屋根船の中で、美姫と腰元、刀腰女を哭かせているのは、大江戸豪剣侍の豪木魂之介である。だがそこへ、大量の死骸を乗せた屋形船が流れて来た。現場には「獣物の一 夜叉姫」という犯行声明文が……。この惨劇を手始めに、鉄鳶口と鉄礫を遣う怪しい者どもによる大量殺人が続く。未亡人のお銀や伊賀の女忍・悪鬼女らを抱きながら、夜叉姫を追う魂之介は
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他