ついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危う
不朽の名作シリーズが、完訳版でよみがえる!1900年にアメリカで出版された『オズの魔法使い』は、出版されるやいなや、子どもたちの心を魅了し、空前のベストセラーとなった作品です。その後、作者である児童文学作家のライマン・フランク・ボームは、“オズの国”を舞台にした続編を、約20年かけて次々と発表していきます。ボームに生み出された、《オズ・シリーズ》は14作となり、シリーズ誕生から100年以上が経つ現
ちょっと昔 都会近くの山の中に小さな駅があった いまとなっては少し懐かしいあの時代。都会の近くの山の中にちんまりとした駅があった。なにもないような駅だが、そこにはそこに息づく人の営みが日々重ねられていた。通過する電車、機関車、それを迎え、送る人と自然が織りなす物がたり。
ナチス時代のドイツでユダヤ人――そのなかには多数の障害者もいた――を守るために尽力した盲人オットー・ヴァイトと、彼をめぐる仲間たち。極限状況の下で互いに手を携え、苦境にある者たちにその手を差し伸べ続けた「沈黙の勇者」たちの実像に迫る。
Ai時代、人からの学びが人を、組織を育てる優しいだけでもダメ。叱るだけでもダメ。どうすれば、指導者は選手を、組織を成長させることができるのか? 向き合い続けた平石洋介が綴るその作法は「平石洋介を作らない」。ともに戦った、星野仙一、野村克也、工藤公康、辻発彦……名将たち、松井稼頭央、浅村栄斗、柳田悠岐……名プレイヤーたち。実績を残せずとも心に残る多くの指導者、選手たちに学び、生かそうとしたこととは?
南の島への旅行中、再び「謎の光」に遭遇し小さくなったダイヤ・マーレ・キュリ。サンゴ礁エリアでも、人間がサンゴに悪影響を与えていることに心を痛めつつ、魚を丸のみする貝や衝撃波を発するエビ、毒をもつタコと遭遇。ピンチが続く。この海底世界からサバイバルするために、3人が試みたこととは……。
愛の数だけ、家族の形がある結婚を目前に控え幸せの絶頂の中、婚約者が突然死んだ。人生のどん底で暗闇を照らしてくれたのは、とある夫婦だった。多様な生き方が選択できる現代、家族の繋がりを問うハートフルストーリー。壮絶な生い立ちを乗り越え、仕事も私生活も順風満帆にあった沙織。その矢先、婚約者の駿がバイク事故で死んだ――。突然の喪失に取り乱す沙織を支えたのは、彼女と年の離れた夫婦・由理子と繁だった。生きるこ
【実話をもとに描いた物語】ミリオンセラー『ビリギャル』最新作がついに登場!「どうせ無理」なんてオトナの大嘘だ“ビリギャル塾”に集まった4人の高校生。親の期待を押しつけられる優等生の希栄、「東大なんて無理」とバカにされる翔太、集中力が続かない健太、心を閉ざした美咲。彼らを導くのは、生徒の可能性を引き出す教師・坪田先生。それぞれが、「どうせ無理」とささやく“オトナ”と闘っていた。そんなとき、白血病と闘
【書籍説明】天下分け目の関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は、ついに天下人となった。征夷大将軍に就任し、江戸に幕府を開いた。家康はすぐに嫡男秀忠に将軍職を譲り、徳川政権が代々続くことを天下に示した。家康は「大御所」として政治の実権を握り、全国諸侯の従属を確認すると、前政権者だった豊臣一族を滅亡させた。徳川政権の確立を見届けて、家康は七十五歳の生涯を閉じた。名実ともに二代将軍となった徳川秀忠は天下平定の
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