クレオーメ帝国に嫁いでから半年。初めは冷たい態度だったラウレンツとも打ち解けてきて、自分らしく振る舞える暮らしに幸せを感じるクラリッサ。ところが、そんな平穏な日々も束の間に、故郷アベリア王国の王妃でもある母が、帝国に容姿端麗な男女の双子の間諜を送り込んできた。狡猾な双子の兄・イグナーツは、社交界の令嬢達に近づき、甘い言葉で帝国の軍事情報を引き出そうと動き始め、一方で妹・フリーダは、ラウレンツに色仕
後宮入りして妃嬪となるはずが、町娘と間違われ攫われた挙げ句、後宮の宮女として売られてしまった詩月。途方にくれるが、呪いを仕込まれた蛇に襲われる皇帝の側近・天佑を助けたことで、なぜか二人揃って時間をループするはめに!? しかし呪術の名門出身の詩月は蛇も呪いもお手の物。嬉々として張りきる姿に彼は呆れ顔。世間知らずだけど破天荒な姫と、彼女に振り回される訳ありな天佑。呪いの謎を追ううちに、お互いに淡い思い
後宮入りして妃嬪となるはずが、町娘と間違われ攫われた挙げ句、後宮の宮女として売られてしまった詩月。途方にくれるが、呪いを仕込まれた蛇に襲われる皇帝の側近・天佑を助けたことで、なぜか二人揃って時間をループするはめに!? しかし呪術の名門出身の詩月は蛇も呪いもお手の物。嬉々として張りきる姿に彼は呆れ顔。世間知らずだけど破天荒な姫と、彼女に振り回される訳ありな天佑。呪いの謎を追ううちに、お互いに淡い思い
クレオーメ帝国に嫁いでから半年。初めは冷たい態度だったラウレンツとも打ち解けてきて、自分らしく振る舞える暮らしに幸せを感じるクラリッサ。ところが、そんな平穏な日々も束の間に、故郷アベリア王国の王妃でもある母が、帝国に容姿端麗な男女の双子の間諜を送り込んできた。狡猾な双子の兄・イグナーツは、社交界の令嬢達に近づき、甘い言葉で帝国の軍事情報を引き出そうと動き始め、一方で妹・フリーダは、ラウレンツに色仕
物語は終わっていなかった―― 形ばかりの妻として、ラシェルを娶ったヘンドリック。死んだはずが、謎めいた「白の世界」に囚われた彼は、灰色のローブの男の導きで「水鏡」に映るラシェルたちの人生を否応なく見せつけられる。そこには、ヘンドリックとの出会いを運命だと語るラシェルと、息子ランスロットの温かい触れ合いが。しかし、その光景の裏で、弟キンバリーとの埋めがたい溝や、常に正しさを求められた苦悩が鮮明に蘇る
家族に虐げられ、姉に身売りされた沙耶。しかし、そんな不幸な日々から一転、最強の武神・武琉に見初められ、溺愛される毎日を送っていた。婚約式を迎え、幸せの絶頂にいるふたりの前に現れたのは、武琉の元許嫁を名乗る令嬢・薫子。彼女の執拗な妨害と、武琉への復讐を企む陰謀が沙耶を襲う。「俺の花嫁はお前しかいない」愛を貫く武琉と、彼を信じる沙耶の絆が試されるとき、ふたりの運命は新たな局面を迎える――大人気和風異能
帝国を支配する華族のひとつ・玉森家に生まれながら、力を持たず「父親不明の卑しい娘」として忌み嫌われ、姉に虐げられてきた伽夜。すべてを諦め、ひっそりと生きてきた彼女は、姉の身代わりとして冷徹だと恐れられる最強あやかし・涼月に嫁ぐことに。ところが涼月は「君を離したくない」と求めてきて…。姉の代わりの自分は、愛など望んではいけない。そう思っていたのに、溺愛されていく。やがて自分の居場所を見つけた伽夜は、
公爵令嬢であるセラティーナ・プラティーヌには婚約者がいる。美しい灰色の髪と瞳を持つ青年、シュヴァルツ・グリージョだ。だが、彼は幼馴染である聖女様を愛していた。セラティーナは社交界では両想いの二人を引き裂く悪女と嘲笑われ、家族にも虐げられている。そんな彼女は前世、妖精族の夫フェレスと暮らした幸せな日々の記憶をよすがにしていた。ある日、彼女は婚約者と聖女のため自ら身を引き、帝国へ出奔してかつての夫に会
地球温暖化が進んだ2050年の日本。夢を諦め、ただ日々をやり過ごすだけの雪音は、ある日クラスメイトの冬吏のノートに“12月25日地球がこわれる”と記されているのを見てしまう。最初は戸惑うも、冬吏の真っ直ぐな性格を知るうち信じるように。地球滅亡まで残りの時間を大切に生きようと3つの約束を冬吏と誓う。しかし最後の約束を果たそうとした矢先、残酷な運命がふたりを襲い――。「俺が雪音を守るって約束する」世界
新人編集者の槇原羽菜は、念願だった超人気作家“葉空ヨリ”の担当編集になることが出来た。その物語を読んで救われたという10代からの支持が絶大なヨリ。羽菜もまた、かつてその一人だった。そんなある日、小説投稿サイトにある物語が投稿される。【葉空ヨリは人殺し】著者は、過去に自殺したはずの少女。ヨリが彼女をいじめ、自殺に追い込んだ過去を告白する物語だった――。世間のイメージと正反対なその告白を覆すべく、羽菜
王宮を飛び出して開いた魔道具店が絶好調のサーラ。そんな彼女のもとに、元夫ルーカス王子の息子ラーシュが突然の弟子入り! あのクズ夫の子とは思えぬ素直で良い子な彼を加えて、ますます賑わうサーラの魔道具店だが、それを面白く思わない他の魔道具師たちがルーカスと結託して喧嘩を売ってくる。ルーカスはサーラを王宮に呼びつけ、懲りずに再プロポーズを試みようというのだ。当然お断り……なのだが、彼の策略によって王都一
互いの想いが通じ合い、アーサーと正式に婚約を結んだオリヴィア。周囲から“氷の宰相”として恐れられているアーサーの婚約報道はすぐさま宮殿中を駆け巡り、オリヴィア自身も注目を集める日々を送っていた。婚約を機にプライベートの時間へも目を向けるようになった二人は、仕事以外の趣味を作るため一緒にお菓子作りをしたり、婚約指輪を作りに行ったりと幸せいっぱい!しかし、そんなある日のこと。宰相室に新たな職員・シグが
かねてから婚約相手である第三王子と折り合いが悪かった伯爵令嬢ローゼリア。ついに婚約破棄を言い渡された時――衝撃が走る。ローゼリアを侮辱する第三王子を、その兄ハロルドが文字通り凄まじい衝撃を伴って殴り飛ばしたのだ! 場は収まったものの、もはや婚約継続は難しい。「愚弟の非礼を償いたい」というハロルドの提案で、ローゼリアはより良い縁談相手の紹介を受けることになる。けれどどの候補も決定打に欠け、なかなか新
前世で婚約破棄の末、処刑が確定して絶望していた令嬢エヴェリーナ。しかしなぜか突然彼女は無罪放免となる。それは彼女の執事であるサイラスがエヴェリーナの罪を被ったからだった。身代わりになった彼のため、幸せにならねばと思ったものの、上手く生きられず、彼女はついに死を選ぶ。すると不思議なことに時が巻き戻ったのだ。「今度こそ、あなたを幸せにしてみせる!」婚約破棄も陰謀もなんのその! サイラスに恩を返すため、
両親に捨てられた少女・リルは、新しい家族と共に、自身の特別なスキル【通訳者】を使って、神獣と人間の架け橋としてみんなの役に立ちながら幸せいっぱいの日々を過ごしていた。ある大雨の夜、クマの神獣が拠点へと運んできたのは、手足を縛られ衰弱した少女・アナスタシアであった。アナスタシアは【獣医師】という珍しいスキルを持っていたが為に無実の罪を着せられ森に捨てられたらしい。見知らぬ人間を警戒するはずの神獣が心
五大名家が一つ、平木家長女として異世界転生したさつきは、特権階級なら使えて当然の魔法が使えない。そのせいで家族から爪弾きにされているけれど、前世でも同じような扱いだったし、くよくよしてもしかたがない。だからさつきは今日もお供の《毛むくじゃら》を連れて元気に女中のように働く――妖を視る力については誰にも言わずに。そんなある日、許嫁の勝に「さつきさんはちょっと……」と妹の美代子へ乗り換えられてしまった
「私、クリス様が好き。だから、今度は私があなたを救いたいの」石の声を聞く不思議な力を持つ令嬢エオノラは、過去の傷を乗り越え、前を向いて歩み始めた。呪いの進行によってクリスに最大の危機が訪れる。祖母の日記に記された呪いの真相と、石の声に導かれ、エオノラは愛する人を救うため命懸けの選択をする。愛する人を救うため、そして自らの幸せをその手で掴むため、真実の愛が運命を切り開く、波乱と感動の物語!
「私のことは思いださないと約束して」これは悲劇(おわり)ではなく、希望(はじまり)の物語。男爵令嬢のサフィリナは、侯爵家の後継ぎで幼なじみでもあるジュエルスと結婚。相思相愛な二人は誰もが羨む理想の夫婦となった。そんな矢先、騎士としても優秀なジュエルスが戦地へ向かうことが決まる。彼の愛を信じて待ち続けるサフィリナだったが、帰ってきたジュエルスの隣には見知らぬ女性の姿が……。ジュエルスとの別れを決意し
交通事故で命を落とした見習いシェフの来美。目覚めると、異世界で”極悪令嬢”アンネマリーになっていた! いきなり婚約者の王太子から婚約破棄と断罪の危機に陥るも、あるきっかけで呪われたことから”黒衣の死神”と呼ばれている公爵ライナルトに救われる。彼の屋敷でメイドとして働くことになった彼女は、料理を振る舞い周囲を魅了する。しかも作った料理には食べた人を幸せにするバフ効果が!?料理で運命を切り開き、公爵様
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