小説 ヒトラー II 戦前篇
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こうして独裁者は戦争へと突き進んだ。なぜ誰も、止められなかったのか。それは過去のこと、なのか。1933年、とうとうヒトラー内閣が発足する。議会解散、共産党への弾圧、憲法改正と、半年あまりで一党独裁を実現し、ドイツを国際連盟からも脱退させたヒトラーは、オーストリア、チェコスロヴァキアと次々に侵略していく。一方、ザールブリュッケンに住むハンス・ノルトバウアーは、ヒトラーユーゲントを経て親衛隊士官学校に入り、SS将校への道を歩み始める――。第I巻「戦後篇」好評配信中。第III巻「大戦篇」2026年10月26日配信予定。【著者略歴】佐藤賢一(さとう・けんいち)1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。他、小説に『ハンニバル戦争』『遺訓』『ナポレオン』(第24回司馬遼太郎賞受賞)『最終飛行』『チャンバラ』『釣り侍』等、ノンフィクション・随筆に『英仏百年戦争』『テンプル騎士団』『フランス王朝史』(全3巻)、『よくわかる一神教』『王の綽名』等、著書多数。