崇高の美学
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化石からヒロシマまで……現代を問い直す思考。カントによって確立された「崇高」という概念が、ヒロシマの惨劇を生んだ現代を考え直す思考として生まれ変わる! 化石への凝視からはじまる美学の新たな可能性。【目次】はじめに序論 石ころへのオマージュ第一章 「崇高」とは何か1 「崇高」という語の起源から2 バークまでの崇高美学の歴史 修辞学から新しい大地の美学へ第二章 崇高美学の体系化 バークからカント、そして現代へ1 バークの「崇高」概念2 バークからカントへ 『判断力批判』の意義とその限界3 カントからふたたびバークへ 現代崇高論との交叉点第三章 山と大地の「崇高」 カントの人倫的崇高を迂回する道1 ジンメルによる山岳美学と崇高 造形芸術および廃墟との比較2 ラスキン『近代画家論』にみる地質学的美学3 「地」を愉しむ「渓歩き」へ第四章 アメリカ的崇高と原爆のヒロシマ 自然 vs.技術1 「アメリカ的崇高」と現代テクノロジー社会の帰趨2 アメリカン・テクノロジーの帰結、あるいはヒロシマの出来註あとがき