天皇と人権 戦前戦後を貫く「日本的歪み」の正体

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なぜ日本人は、あのとき国家に動員されたのか?キリスト教由来の人権概念を「天皇の下の平等」と読み替えたことがもたらした、破局締結末とその後ーー。気鋭の神学者が日本固有の「病」をあぶり出す!「もし「戦前」を一つの病として捉えるならば、それは特定の政治思想や政党を指す言葉ではありません。日本社会の深層に存在し、戦前・戦後に連なって繰り返して現れる「思考の癖」のようなものです。そして厄介なことに、私たちはその病の正体を十分に理解していないのです。これを捉えることができない限り、日本人はまた同じ過ちを繰り返す可能性が高いのです」――「はじめに」より【本書の目次】はじめに第一章 欧米の人権思想の形成過程第二章 日本国憲法に影響を与えた欧米の人権思想第三章 なぜ日本では君主を「天皇」と呼称するのか第四章 天皇を中心とする国の構造第五章 天皇はいかにして国民の中に浸透したのか――文化政策と宗教政策第六章 近代思想はどのように日本化したのか――信教の自由と政教分離の日本的再構成第七章 人権とテロリズム――国体に基礎づけられた権利意識第八章 天皇を相対化した運動第九章 戦前と戦後の連続性おわりに主要参考文献【本書の内容】・なぜ日本ではキリスト教が根付かなかったのか・欧米の人権と日本の人権の「大きな違い」・なぜ日本人の人権が「暴力の免罪符」になったのか・「国体」を最初に唱えた水戸藩士・會澤正志斎の『新論』・なぜ日本では君主を「天皇」と呼称するのか・吉田松陰がいちはやく見抜いていた「キリスト教」の脅威・スラム街の聖人・賀川豊彦が世界に訴えた「天皇制護持」・昭和天皇の「人間宣言」が本当に否定したかったもの    ……ほか

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