霧幻の女

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シリーズ

全1冊

作品情報

30歳の星野昭洋は12月の山道で危険を感じていた。金曜日の午後から半休を取り、400CCのバイクで山を越え、麓の町にあるホテルに泊まる予定だった。しかし、地図代わりに使っていたスマートフォンの電源が切れてしまい、さらに濃霧に見舞われたのだ。身動き取れず立ち往生。命の危険すら感じた時、突然、和装の女性に話しかけられる。昭洋は驚きを隠せなかった。その女性が亡き妻と瓜二つだったのだ。彼女の名前は小暮幸代。穏やかそうな整った顔立ちの和装美女だ。人里離れた木造住宅で、夫と一緒に暮らしているが、その夫は出稼ぎ中で不在だという。食事やお風呂を用意してもらい、そのまま泊まることに。夜、幸代は素肌に浴衣のみの格好で部屋を訪ねてきた。「こんなことを言うなんて、ふしだらと思われるかもしれませんが、わたしを抱いてください」。求められた昭洋は我慢できず……。

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