もう泣かない電気毛布は裏切らない
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シリーズ
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作品情報
俳句甲子園世代の旗手、待望の初エッセイ集恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦にからめとられた。幼い息子の声、母乳の色、コンビニのおでん、蜜柑、家族、故郷……日常の会話や風景が、かけがえのない顔をして光り出す。人は変わらないけど、季節は変わる。言われてみればそうかもしれない、と頷く。定点としての私たちが、移ろいゆく季節に触れて、その接点に小さな感動が生まれる。過ぎ去る刻をなつかしみ、眼前の光景に驚き、訪れる未来を心待ちにする。その心の揺れが、たとえば俳句のかたちをとって言葉になるとき、世界は素晴らしいと抱きしめたくなる。生きて、新しい何かが見たいと思う。(「あとがき」より)
- 著者
- 出版社 日経BP
- ジャンル
- レーベル 日本経済新聞出版
- シリーズ もう泣かない電気毛布は裏切らない
- 電子版配信開始日 2019/10/30
- ファイルサイズ 1.01 MB