戸神重明怪談傑作選 魔多の鬼界に
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シリーズ
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作品情報
怖い話、ふしぎな話群馬の怪人が遺した美しき標本箱群馬県を代表する作家として、郷土の怪異譚の蒐集・継承に尽力、生涯を通じてこの世の怪と不思議を追い求めた故・戸神重明氏の怪談傑作選。離れた場所にいる夫婦を同時に襲う怪蛇…「帰郷の夜」大猿の生首を載せた丸太を立てた家。生首の吐く血を浴びてしまった男は…「イエティの首」父親が自作した土偶のレプリカ。だが、土偶と家族の身体が不気味に連動しはじめて…「ハート形土偶」前橋市にあった曰くつきの独身寮。関係者が次々と精神を病んだ原因は…「三十年の孤独」国鉄桐生駅近くの森に怪獣『マタンゴ』が出る噂。探検に行った少年らが見たものは…「マタンゴの森」他、2011−2025年に発表された全著作の中から後世に語り継ぐべき名作、そして未発表の遺作「滅びしものたちの音を聴け」を収録した決定版。昨今「怖い話や嫌な話でなければ怪談として認めない」という趣旨の御意見を伺うことが多い。しかし私は、怖い話や嫌な話ももちろん好きなのだが、不思議な話や奇妙な味のある話、笑える話や泣かせる話も好きである。とりわけ書きたいのは、美しい怪談だ。また、私は怪談屋であるのと同時に虫屋でもあるので、美麗で多種多様な昆虫を集めた標本箱よろしく、さまざまなタイプの怪談を「これでもか!」と並べた本にしたいと望みながら執筆してきた。こうして全話を見渡すと、美麗か否かの判定は読者の皆様に委ねるとして、多種多様な怪談の〈標本〉をそろえる目標は叶ったと思う。——「怪談標本箱 生霊ノ左」より
- 著者
- 出版社 竹書房
- ジャンル
- レーベル 竹書房怪談文庫
- シリーズ 戸神重明怪談傑作選 魔多の鬼界に
- 電子版配信開始日 2026/07/31
- ファイルサイズ - MB