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ぼくは強迫症で双極症、そして僧侶になった

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作品情報

心を病むとはどういうことだろうか?誰にも答えられない素朴な疑問。精神の病を抱えて生きていくということは大変だ。ましてやその精神病が二つだったとしたら?強迫症と双極症を抱える一僧侶が、その闘病生活を克明に記した。6度にわたる精神科入院、カウンセリング、投薬断薬療法、森田療法、認知行動療法、内観療法、箱庭療法、精神科電気けいれん療法、民間療法、祈祷、霊媒師。ありとあらゆる療法を試した経験を赤裸々に綴る。心配性とHSP気質を持ち合わせた小学生時代。「いじめられるのではないか?」という強迫観念に取り憑かれ、強迫症を発症した中学生時代。まだ子供の精神病に理解がなかった時期であった。日増しに悪化する強迫症。誰にも分かってもらえないという苦しみを抱えて過ごした高校時代。唯一の友達を裏切り、邁進した受験勉強。大学生活は孤独との闘いだった。女性との別れを機に受け始めた計7年にわたるカウンセリング。忘れられない彼女。そして心中を試みたこと。大学時代に見え隠れする軽躁の兆し。波乱に満ちたアメリカ旅行。三島由紀夫への憧憬。そこから歴史学研究にのめり込む。焦燥感と度重なるうつ状態で終わりを余儀なくされる大学院時代。23歳で双極性障害Ⅱ型と診断される。医者を転々とし「大人の発達障害」という誤診を受ける。ふとしたことから浄土真宗と出会い、心酔する。初めての就職は「ブラック企業」。二度目の就職も女性トラブルであっけなく終わる。パートナーと出会うが、パートナーが激変。憑依だと思い込み霊媒師を頼ることに。浄土真宗を捨て霊媒師とともに歩むことに。事業の「成功」と「結婚」という「幸せ」を手に入れるも、悪化していく病気。「幸せ」は長く続かず、霊媒師と別れ、パートナーとも離婚。何度も精神医療関係者に言われた「あなたの病気は分からない」という言葉。その絶望の中でも、あきらめられない「病気が治る」ということ。ある薬との邂逅。病気の改善に影響した森田療法との出会い。そして再び浄土真宗の道へ。縁があって僧侶となる。浄土真宗を学び、病気と「ともに生きていく」と覚悟する。初めて明かされる強迫症のシステムとその思考形態。人には言えない軽躁のエピソードを包み隠さず描いた。精神科医療に関わる人に読んでもらいたいリアルな病状と壮絶な闘病生活。同病者の参考になればと思い筆を握りました。心の病を考えるきっかけを提示する物語。

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