後漢書 列伝[六]
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大好評「後漢書」シリーズ第10巻は「列伝」の6巻目。後漢末期の臣下には、曹操を評価し、共に乱世を駆け抜け、抵抗して殺された人物も多く含まれる。たとえば、人物批評家の許劭は、「治世の能臣、乱世の姦雄」と曹操を看破する。さらには、曹操が「我が子房(劉邦の天下統一を助けた張良)」を得たと「王佐の才」を称えた荀イク。曹操を支えて天下分け目となった官渡の戦いで袁紹と曹操を比較しながら分析し、四つの点で勝る曹操の勝利を予言する。しかし、やがて曹操が漢を滅ぼそうとすると、それに抵抗して殺された。陳寿による『三国志』とは異なり、曹魏に遠慮のない『後漢書』は、漢の忠臣として荀イクを描き出す。孔子二十世孫の孔融も、曹操に抵抗して殺されていくなか、四百年続いた漢帝国に滅亡の時が迫る。 【収録人物】 左雄、周挙、黄瓊、荀淑、韓韶、鍾皓、陳寔、李固、杜喬、呉祐、延篤、史弼、盧植、趙岐、皇甫規、張奐、段ケイ、陳蕃、王允、劉淑、李膺、杜密、劉祐、魏朗、夏馥、宗慈、巴粛、范滂、尹勳、蔡衍、羊陟、張倹、岑シツ、陳翔、孔イク、苑康、檀敷、劉儒、賈彪、何ギョウ、郭太、符融、許劭、竇武、何進、鄭太、孔融、荀イクほか。
