日本史の宝箱 史料をめぐる52の秘話
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作品情報
電子版は本文中の写真を多数カラー写真に差し替えて掲載。奈良時代から明治維新期までの古文書や記録などを収集し、史料集を編纂・刊行する東京大学史料編纂所。近年はデジタル技術を駆使した史料の撮影・公開等の新たな試みも続く。本書は、史料読みのプロたちに加え、史料修理・複製ほかに携わる専門スタッフも寄稿。「名執権・北条泰時の横顔」「織田信長自筆書状の復元影写」「江戸時代の米の先物取引」などなど、多彩な逸話を綴る。奥深い歴史の世界へ読者をいざなう一冊。■目次はじめにⅠ あの人物の意外な一面藤原頼通と古代・中世(黒須友里江)北条泰時の二日酔い(西田友広)名執権・北条泰時の横顔(木下竜馬)嘉吉の乱後の朝廷を支えた公家たち(林遼)若き北条早雲の改称(岡本真)寿桂尼の嫁入り(末柄豊)細川忠興、石田三成の陰謀を語る(林晃弘)徳川家康の伏見城修築(及川亘)幕府海軍の藩士と蔵書(水上たかね)Ⅱ おしゃべりなモノたち黄金の漆をさがして(稲田奈津子)中世の「おみやげ」(小瀬玄士)円覚寺の自鳴する鐘(川本慎自)能登名産ナマコの小桶(藤原重雄)醍醐の松茸は誰が採る?(高橋慎一朗)近江妙蓮と柳原紀光の古典籍受容(芝﨑有里子)江戸時代の米の先物取引(山本一夫)爆発する江戸(菊地智博)Ⅲ 世情の風景さまざま奈良時代の付き人(古田一史)長谷寺と川原寺(村上孟謙)最後の遣明船(須田牧子)分国法にみる盗品の取戻し(前川祐一郎)摂関家当主の一喜一憂(松澤克行)門跡の相続事情(石津裕之)老中へ賄賂を贈る(荒木裕行)それぞれの密貿易(大東敬典)幕末の情報探索にみる「奇兵隊」(小野将)維新期朝廷の奥と表(箱石大)Ⅳ 文字に秘められた謎天皇に秘薬をすすめたのは誰?(小塩慶)記録と説話とのあいだ(海上貴彦)この手紙はいつのもの?(堀川康史)『兼見卿記』が二つある?(遠藤珠紀)近代写本の中に隠れた中世史料(畑山周平)天正少年遣欧使節とエヴォラ版書簡集(岡美穂子)元和九年の将軍上洛行程と『徳川実紀』(小宮木代良)絵文字入りの手紙を読む(尾上陽介)「東大寺開田図」と模写・写真(新井重行)Ⅴ 史料に向き合う複製史料を見つめ直す(井上聡)帝銀事件と史料編纂所(金子拓)金石文調査が拓く地域の歴史(菊地大樹)「攪乱」された東大寺文書を編む工夫(遠藤基郎)織田信長自筆書状の復元影写(宮﨑肇)歴史史料を創る(村岡ゆかり)下張り文書の魅力(山口悟史)プラチナプリントと複製(桑田恵里)Ⅵ 未来に広がる日本史学コンピュータが開く史料の扉(中村覚)日本史からのグローカル化(小風綾乃)研究データ基盤とベイズ統計学(山田太造)歴史に伴走する写真(谷昭佳)史料写真を撮る(高山さやか)古文書の紙を科学で読み解く(渋谷綾子)紙の漉き方からわかること(髙島晶彦)海に出来た山、海を渡った津波(杉森玲子)編集後記執筆者一覧
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公新書
- シリーズ 日本史の宝箱 史料をめぐる52の秘話
- 電子版配信開始日 2026/05/22
- ファイルサイズ - MB