ゲームを遊ぶ子どものために今から大人ができること

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作品情報

「うちの子にゲームをやらせてもいいのだろうか」「遊びすぎを注意しても、なかなかゲームをやめてくれない」「自分の関わり方が間違っているのだろうか」こんな不安や悩みを持つ家族や周囲の大人のために、ゲームを巡る問題に取り組む総合診療医が“誰も悪者にしない関わり方”の知識を分かりやすくお伝えします。著者は、一つの臓器や病名だけではなく生活背景や家族、地域とのつながりまで広く見ることができる総合診療医として、子どもとゲームの問題に取り組んでいます。また、ゲーム好きな医療者によって構成され「医療×ゲームで人々を健康に」をモットーに掲げる団体「一般社団法人Dr.GAMES」の代表理事として、児童や生徒、家族、教職員へ向けた講演や出張授業を行っています。さらにDr.GAMESの活動を通してeスポーツプレイヤーやゲーム制作者と多く関わるとともに、自らも医療の知識を啓発するゲームを作っており、ゲームをやる側と作る側の両方の視点をもって現代の子どもとゲームを巡る問題に向き合っています。子どもとゲームを巡る問題にはさまざまな要素が複雑に絡み合っており、子どもだけを変えようとして解決するものではなく、家族や周囲の大人がどう理解し、どう関わるかによって大きく変わります。これを行えばすぐに解決するという無敵の切り札があるわけではありません。どの家庭にも通用するたった一つの正解があるわけでもありません。けれど、医学研究の積み重ねにより、「このような関わり方は避けたほうがいい」「こういうときは気を付けたほうがいい」「保護者がとれる手段にはこのようなものがある」など、関わり方に悩む大人の助けとなり得るさまざまな知見が明らかになっています。本書では、大人が考えているゲームの世界と現代の子どもたちが体験しているゲームの世界の乖離を解消しつつ、子どもがゲームとうまく付き合い日々を健やかに幸せに過ごしていくために有益な知識を紹介しています。ゲームをうまく終わらせるタイミングを家族で一緒に考えるためのツール、Dr.GAMES考案の『ゲームの終わらせ方ガイド』も掲載しています。読者の方々には、これらの知識や情報の中から、今すぐ使えそうな考え方や工夫を選び取り、活用していただければと思います。ゲームを巡って困ったことが起きたとき、子どもが悪い、親が悪い、ゲームが悪いと責めるのは簡単です。しかし、多くの場合、誰かを悪者にしても状況は良くならず、子どもは本音を話しにくくなり、保護者は自分を責め、親子の関係が苦しくなってしまうかもしれません。「ゲームをきっかけに、親子の関係まで壊れてしまうことだけは避けてほしい」それが著者の願いです。本書で紹介した知識や情報がゲームに対する不安を整理し、ゲームを通して子どもの世界を知り、困りごとに一緒に向き合っていくための小さなきっかけになれば幸いです。【本書主な内容】はじめに――誰も悪者にしない関わり方第1章 だから子どもはゲームをしたい コラム1 ゲームは誰にでも開かれた場所になり得る第2章 うちの子、大丈夫?第3章 ゲームとの悪くない付き合い方 コラム2「医療×ゲームで人々を健康に」第4章 子どものためにできること第5章 ゲームの終わらせ方を考える コラム3 Robloxについておわりに

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