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大江健三郎論集成

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伝説の批評、待望の増補決定版。初期の短篇から『水死』『晩年様式集』まで――。「同時代の大江健三郎」に対峙し続けた批評家による、半世紀におよぶ批評を集成。小説を「読む」という〈事件〉========目次『懐かしい年への手紙』を読み直すことで、『集成』へと導入する――序に代えて             I 作品と向かいあうこと――『大江健三郎論』とりあえずの序章第一章 数の祝祭に向けて第二章 等号の無限連鎖第三章 荒唐無稽な綱渡り第四章 説話論的な葛藤第五章 記号のメロドラマ第六章 脆弱な仮設橋を渡る第七章 不真面目な後継者第八章 終末論的言説の零度あらずもがなの終章『大江健三郎論』あとがき『大江健三郎論(新装版)』あとがきII 複数の作品をめぐって――『小説から遠く離れて』より分身と激励(XIII)神話的三角形の世界(XIV)起源なき生誕(XVI)装置と形式(XVII)長篇小説の新たな定義に向けて(XVIII)もう一つの風俗小説論(XIX)中継点としての長編小説(XX)III 作品から遠ざかることーー後期作品を読む去年の暮れ、突然に――大江健三郎『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』論        窮することで見えてくるもの――大江健三郎『水死』論大江健三郎「私」論――『晩年様式集』をめぐって補遺1)書評・短評  小説の構造――大江健三郎著『小説の方法』書評笑ってる場合か!――大江健三郎、古井由吉著『文学の淵を渡る』書評大江文学の意味について「最後の小説」 なだらかな文体にこもる終わりえぬものへの祈り2)対談青木保×蓮實重彦「二〇世紀のコスモロジー――大江健三郎をめぐって」島田雅彦×蓮實重彦「大江健三郎を求めて――抑圧する父の消失・『同時代ゲーム』と『夢使い』・性の問題,語りの問題・読者層の変化をめぐって」筒井康隆×蓮實重彦「同時代の大江健三郎」3)追悼ある寒い季節に、あなたは戸外で遥か遠くの何かをじっと見すえておられた大江健三郎の周辺では、いま、現実の女性もフィクションの女性も、自分の言葉を滑らかに語り始めている新発見の二作の小説によって、新たな『大江健三郎全集』に向けての時間が、いま艶やかに始動する――あとがきに代えて初出一覧索引

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