終末のファシズム/絶滅のコミュニズム
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破局的事態に目を向けよ世界的な右傾・ファシズム化、住めなくなる地球、臨界に達する人類。イーロン・マスクたちテックエリートが予感する「終末」は妄想、あるいは否定できない現実[リアル]なのか……Qアノン的トランプ支持派にも通じるアニメオタクの右傾化現象、急激な経済的・社会的衰退のただ中で、作品群は何を語るのか?『ゴールデンカムイ』、『アナと雪の女王』、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、新海誠、『ジョーカー』『シビル・ウォー』……、アニメ、小説、映画などなどのエンタメを手掛かりに、独裁と戦争、「日本ファースト」、宇宙進出、フェミサイドとインセル、環境テロなど、多彩な論点から「今」という時代に迫る。圧巻の最新批評。【目次】序章 終末のファシズム/絶滅のコミュニズム――火星植民地という「箱舟」第Ⅰ章 健全化/暴力化するサブカルチャー1 純粋暴力=災害と犠牲の運命/2 優しい共同体と「日本人ファースト」/3 氷河期世代の階級的分裂/4 暗殺者と摂理の暴力/5 「弱者男性」イデオロギーとミソジニー第Ⅱ章 原罪/現罪としてのコロニアリズム6 国内植民地の啓蒙=差別/7 満洲――破滅にいたる呪縛/8 逆流する植民地主義暴力/9 勝ち組[リーン・イン]フェミニズムと環境テロ/10 植民地主義と歴史改変第Ⅲ章 本土決戦/無条件降伏と日本の衰退11 パルチザンたちの本土決戦/12 戦後日本と夢の王国の崩壊/13 母の喪失と仮想の日本/14 本土決戦と日本の沈没=衰退/15 サイバー革命の挫折と夢第Ⅳ章 星間戦争/世界戦争/市民戦争16 文革と観念的倒錯の極大化/17 女の顔をした戦争/18 独裁化とアメリカの内戦あとがき【著者プロフィール】笠井 潔 (かさい・きよし)(著)一九四八年、東京都生まれ。デビュー作『バイバイ、エンジェル』で角川小説賞受賞。一九九八年『本格ミステリの現在』編纂で第五一回日本推理作家協会賞受賞。二〇〇三年『オイディプス症候群』と『探偵小説論序説』で第三回本格ミステリ大賞小説部門と評論・研究部門を同時受賞。二〇一二年『探偵小説と叙述トリック』で第一二回本格ミステリ大賞評論・研究部門を受賞。矢吹駆シリーズ『サマー・アポカリプス』『哲学者の密室』などや、伝奇ロマン『ヴァンパイヤー戦争』シリーズなど著作多数。小説のみならず、『テロルの現象学』などの評論においても精力的に活動を続ける。二〇二六年、矢吹駆シリーズ最新作の『夜と霧の誘拐』で第二六回本格ミステリ大賞小説部門を受賞。同年、第三〇回日本ミステリー文学大賞を受賞。
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- 出版社 作品社
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- シリーズ 終末のファシズム/絶滅のコミュニズム
- 電子版配信開始日 2026/11/04
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