裁かれた戦争
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作品情報
兵士はなぜ、敵に突撃していくのか――。46歳・哲学教師の身で自ら従軍し、戦争を成り立たせる人間の心理とメカニズム――侮辱を旨とする軍隊および英雄讃美の銃後においても駆動する「操兵術」――の機微を戦場から明らかにしつつ、それを拒絶する方途を提言。『幸福論』の著者による渾身の反戦論!フランス文学の権威による名訳の誉れ高い一冊が待望の文庫化。(解説:田中祐理子)[目次]愛国心/美/鍛冶場/義務優柔不断/組織/ゲームのルール/メカニズム人身御供/メドゥーサの顔/人間の尊厳/プラトン名誉/決闘/普遍的なエゴイズム/利害猛々しい精神/情/曖昧な情念/反抗感嘆/自己欺瞞/お偉方/権力野心/情念を静めるには/決定論/狂信悲劇/人間嫌い/憎悪/中庸教養/ノイローゼ/安全/ペシミズムリヴァイアサン/屍/主権者/判断ヘラクレス/剣闘/ドグマ/法と力条約/魂の偉大さ/国/否と言うこと原因から/意志すること/人類(ユマニテ)訳者あとがき解説 「戦争に養分を与えない」ために 田中祐理子[*本書の原本は1986年に小沢書店より刊行されました。再刊にあたり、訳者の遺した赤字をもとに、訳文を改めたところがあります。]