本当はこわいシェイクスピア 〈性〉と〈植民地〉の渦中へ
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『ヴェニスの商人』の人肉裁判、なぜ「血を流してはダメ」と気付いたの? ――名作にまつわる「こわい」問題群に挑む!アントニーはクレオパトラの何がそんなに良かったの?キャリバンとプロスペロー、関係のホントのところは?美少女も金貸しも奴隷も妖精も、みーんな性的で病的?本当は<性>と<植民地>、そして<他者>をめぐる挑発が満載されたシェイクスピア名作群のスリリングな読み。シェイクスピアは恐い。なぜならその演劇は私たち自身のなかに巣くう性差別主義を暴くからだ。シェイクスピアは怖い。なぜならその演劇は私たち自身が安住する植民地主義を撃つからだ。シェイクスピアは強い。なぜならその演劇は私たち自身の解放の可能性を指し示すからだ。だからシェイクスピアは面白い。でも、この本に書かれたシェイクスピアのほうが演劇そのものより面白い。【目次】プレリュード(前奏曲) 恋愛から植民地へ第一楽章 キャリバンは怪物か? 『テンペスト』の魔術と呪術間奏曲1 一四九二年に何が起こったか?第二楽章 シャイロックの財産はどこへ? 『ヴェニスの商人』と放浪する資本間奏曲2 イギリス人が見た〈他者〉とは?第三楽章 デズデモーナに子どもができたら? 『オセロ』と逸脱する性間奏曲3 シェイクスピアに現代の文化批評理論を適用する?第四楽章 クレオパトラの鼻の高さは? 『アントニーとクレオパトラ』と魔女の血筋ポストリュード(後奏曲) シェイクスピアとポストコロニアル批評のためにブックガイド・ヴィデオガイドあとがき索引
- 著者
- 出版社 講談社
- ジャンル
- レーベル 講談社選書メチエ
- シリーズ 本当はこわいシェイクスピア 〈性〉と〈植民地〉の渦中へ
- 電子版配信開始日 2026/07/03
- ファイルサイズ - MB