観客という凄まじい怪物 スペイン・ハプスブルク時代の演劇世界
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作品情報
16世紀後半から17世紀のスペイン。カタルーニャの反乱、ポルトガル貴族の蜂起、スペイン陸軍の敗北、フランスとの戦争、英国やオランダの海賊強襲、屈辱的な平和条約締結に、経済の破綻と、国内外に悲惨な事件が続き、巨大帝国が一気に傾きつつあるとき、空前絶後の「演劇ブーム」が起こっていた!国王から庶民まで、階級も貧富の差も飛び越えて、人々が同じ劇場に集まるという事態。しかも観客のヤジは壮絶で、少しでも作品が気に入らないと口汚い罵声が飛び、舞台にモノを投げ、観客同士で喧嘩まではじまる始末。大衆演劇派と古典演劇派による、劇作家同士の嫉妬や足の引っ張り合いも日常茶飯事。いったいなぜ、彼らはこれほど「演劇」に執着したのかーー?不安と不吉の影におびえながら演劇に熱狂していく人々の騒がしくも愚かしいスペイン演劇世界を、当時の社会や空気を多数の文献を踏まえて活写する!目 次はじめに1 スペイン黄金世紀の祝祭2 劇作家を志望したセルバンテス3 マドリードの劇場風景4 観客という凄まじい怪物5 大衆演劇賛否両論6 怪物劇作家ロぺ・デ・ベーガ7 文壇の対立といじめ8 時代を象徴する宗教劇9 スペイン演劇にみる名誉の実態 あとがき索引参考文献図版/図版複写元
- 著者
- 出版社 講談社
- ジャンル
- レーベル 講談社選書メチエ
- シリーズ 観客という凄まじい怪物 スペイン・ハプスブルク時代の演劇世界
- 電子版配信開始日 2026/04/15
- ファイルサイズ - MB
